ちょうど、声優グランプリ3月号に声優名鑑(女性編)がついていたので、女性声優の容姿についてお話ししたいと思います。
声優を目指しているみなさんも感じているとは思いますが、最近の女性声優さんには可愛い人がとても多くなっています。
新人さんともなると、「可愛い子しかいないんじゃないか?」と思うぐらい女性声優の容姿のレベルは上がっています。
声優を目指している女性が気になることの1つとして「女性は可愛くないと声優になれないのか?」というのがあると思います。
これに関して、わたしは「NO」だと思います。
例え、容姿が可愛くなくても人気声優にはなれます。
というより、今後、容姿が大してイケていない人の方が売れる時代がくるのではないか?とも感じています。
アイドル声優は、差別化が図れなくなった
※あくまでノラ個人の見解ですので、ご了承ください。人によっては不快に感じる可能性もあります。
アイドル声優はすでに差別化が図れていない状況にあります。
見た目に関しても、みんな似たような子ばかりです。
アニメで声を聴いていても、似たような「可愛い声」で溢れています。
アイドル声優は飽和状態にあります。
人は新しいものに興味を示すようにできているので、ここまでアイドル声優だらけになると、飽きるのも時間の問題です。
また、アイドル声優が何たるものかも、曖昧になってきています。
AKBが良い例です。
まだ、人気は続いていますが、少し前までの飛ぶ鳥を落とす勢いというのは感じられなくなりました。
また、勢いが衰えた要因の一つには、初期メンバー達が「明日があるのか、わからない状態」でアイドルをやっていた頃の「見ている人が応援したくなるような頑張り」が後続のメンバーに感じられないからだとも思います。
アイドルというのは、「ファンが応援したくなる」ことが最重要だと言っても過言ではありません。
ファンから見た時に「ただの可愛い女の子」なだけでは、ファンは真剣に応援してくれないのです。
それと同じで、声優界も現在アイドル声優として売り出されている人達は「アイドル声優ブームに乗っかった」だけで、「声優が顔出しするの?」というような風潮を体験していないのも、ブームを終わらせる要因になってくるんじゃないかと思います。
もちろん、今のアイドル声優さん達も、みなさん本気で頑張られていると思います。
ただ、マーケティングの観点から、それだと生き残れないだろうなとも感じます。
同じ頑張りでも、道が用意されているのと、されていないのでは、まったくの別物です。
しばらくは、アイドル声優が下火になる時代がくるのではないかと思います。
今だから映える声優像とは?
逆に、今だからこそ、当たれば売れる女性声優像もあると思います。
今なら「お笑い担当」辺りが、当たれば売れる女性声優像かと思います。
こういった「お笑い担当は」、基本的に容姿は良くない方が得です。
実際に女性芸人でも、可愛い人より、可愛くない人ばかり生き残っているのが良い例です。
可愛い子がやると、結局「可愛いな~」で済まされてしまって、何の効果もないのです。
むしろ、見た目の可愛い女性がちょっと女性として可愛くないこと言ってしまうと「なんだこいつ」と不評の嵐になり兼ねません。
お笑い担当として売っていくのなら、容姿は可愛くない方が得だと言えるでしょう。
実際に、本当に女芸人並みの根性と、性格の良さがあればキャラとして声優業界でも売れると思います。
オーディションで即戦力と思われるのは容姿の良い子なので、オーディションで拾われるまでは大変かも知れませんが、自分の魅力や売りを明確にし、オーディションでそれを出すことができれば、自ずと人気声優への道が開けるのではないかと思います。
容姿が悪いからと、諦めずに、自分の魅力を自覚し、ぶれない姿勢で人気声優を目指しましょう。