声優になるには

演技、楽しんでますか?リラックスした演技が大事なワケ

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一大イベントを控えて

12月も半ばを過ぎました。
進級審査や、関連事務所のオーディションを年明け辺りに行う養成所が多いので、声優を目指して既に養成所でレッスンに励んでいる方にとっては、
一年の集大成が間近に迫っているのではないでしょうか?

今回は、そんな一大イベントを目前に、
「演技を楽しむ」「リラックスして演技をする」事の重要性について改めてお話ししたいと思います。



リラックスした演技が生み出すもの

今の声優さんや役者さんの中には、
「友達の付き添いで行ってたまたま受かった」という方もいます。

似たようなもので、
「そんなに声優に興味なかったけど、養成所に通って所属になり、有名になった」という人もいます。
レッスン中に遊んでばかりで怒られていた、というエピソードを話す方もいますね。
(本当か嘘かは別としても)

これらの話が本当だとすると、こういった方が夢を掴み取ったのには、一つの明確な共通した理由があると考えています。
そのため、わたしはこういった類の話を「事実」だと思っています。

なぜなら、この肩の力が抜けた状態=リラックスこそ、演技を楽しむために欠かせないものだからです。
オーディションを受けようと思う時点で、元々役を演じる事が好きな方だと思います。

そんな人が気取らず、落ちてもいいや、という軽い気持ちでオーディションを受けたからこそ、
リラックスした状態で、人を魅了する演技ができたため受かったという事に他ならないと思います。

役を楽しむ事とリラックスの関係


リラックスというのは、役を演じる上でとても大切な事です。
何故なら、リラックスをしていないとその役として生きる事が困難だからです。

子供の時の「ごっこ遊び」はまさに、リラックスした演技です。
台本などなく、セリフも行動も、そのヒーローとして、自然に出てくるものばかり。
ごっこ遊びをしている子供は、紛れもなく、その場を生きるヒーローに他なりません。

ですが、今本気で演技と向き合っている人こそ、このリラックスする、という事を忘れがちです。
真剣だからこそ、頭の中で演技を構成してしまうのです。
例えば、

次のセリフは誰が何を言うのか?
動きはどんなものか?
この役ならどんな事を言うか??

など、全てを頭で考えてしまうのです。
失敗をしたくない、かっこいいところ、可愛いところを見せたい、という気持ちから全身に力が入り、緊張した状態に陥ってしまいます。
そうなると、喉はしまるわ、動きは不自然になるわで何も良い事がありません。

ですから、この時期もう一度初心に帰って、下手でも、似合わなくても、厨二病でも、
一度「演技を思いっきり楽しむ」という事をやってみてください。
やりたいように、やりましょう。
演じたいように演じるのです。
セリフなんて、適当で構いません。あなたが思うその役を思いっきり楽しんで演じるのです。
自分で将来演じたい役柄のキャラクターを作るのもいいでしょう。
自分の好きな作品に新キャラを登場させて、その役を演じてみてもいいでしょう。
とにかく、楽しんで演技をするのです!

こりかたまった演技をほぐす事で、
本番でもリラックスしながら楽しんで演技をできるようになり、相手を魅了するような役者に一歩近づけるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

もちろん、基礎があってこそプロになれる、というのは当然のことですが、
相手を魅了する演技をするためには、まず、自分自身が楽しまなくてはいけません。
自分自身が楽しんで、その役として生きるのです。
お客さんは、あなたではなく、「その役の生きている姿」が見たいのです。
それを演じるのが他の誰でもなく、役者であるあなたなのです。

日本人は、努力=辛いものとして捉えがちですが、
実際、好きこそものの上手なれ、こそ本当の意味での「努力」のあり方だと思います。
好きだからこそ、頑張るのです。
好きだからこそ、もっと上手くなりたいと思うのです。
楽しいからこそ、好きなのです。

1年間、毎日コツコツ基礎練習を積んできた方なら、基礎はある程度身体に染みついているでしょう。
本番では、楽しみながら演技をしましょう。

それこそ、相手に魅せる演技をする、プロへの第一歩だと思います。



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