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外郎売りの使い方!外郎売りから演じることの基本を学ぼう!

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外郎売り本文

外郎売りの覚え方

外郎売りの意味

どこの養成所でも最初の段階で、外郎売りを覚えることが多いかと思いますが、外郎売を使うのは最初の方の練習だけで、その後、外郎売りの出番はほとんどないと思います。

ですが、せっかくこんなに長い外郎売りを覚えたのに、滑舌練習にしか使わないのはもったいないです!

外郎売りを口に出すことはかなり効率的な滑舌練習となるので、外郎売りを使って練習を行うことで、滑舌もまとめて鍛えることができます。

今回は、外郎売りでできる、滑舌練習以外のトレーニングを紹介していきたいと思います。



どんな練習に使えるか

最初にお伝えした通り、外郎売りの良さは、滑舌練習も同時に行えるということです。
声優だけでなく、舞台役者やアナウンサーが取り入れている練習なだけあって、それだけ効果的な文章だということがわかります。

そんな外郎売りを覚えたまま放置なんてもったいないので、普段の練習に積極的に取り入れていきましょう。

今回紹介するのは

  • 喉開けを意識した発声練習
  • 色んな役の練習
  • 人を魅了するための練習

です。

喉開けを意識した発声練習に使う

まずは、発声練習に外郎売りを使いましょう。

外郎売りは、

  • 早口言葉がある
  • 言いづらい言葉が並んでいる
  • 滑舌に意識が行きがちになる
  • 一人演技である

ことから喉開けの意識が薄れやすく、喉が締まりやすくなっています。
特に、段落三、四が締まりやすいです。

逆に言えば、喉が締まりやすい外郎売りできちんと喉開けを意識することができれば、他の台本を読んでも喉開けを楽に行えるようになります。

  • 腹式呼吸になっているか?
  • 徐々に喉がしまってきていないか?
  • 最後まで丹田の意識を持てているか?

といった発声練習の基礎を、外郎売りを使って確認することをおすすめします。

最後まで演技をやりきって、喉に負担が全くないようであれば、最初から最後まで喉開けができていたと考えて良いと思います。

逆に「喉締まっちゃった感じがするな」という時は、ゆっくりはじめからやり直し、

  • どのタイミングで喉が締まったか?
  • 喉が締まった原因は意識の薄れなのか、発声の仕方なのか?

といったことを確認すると、徐々に喉開けが身についていきます。

色んな役の練習に使う

また、外郎売りを色んな役の練習に使うのも効果的です。

外郎売りの楽しさは「一人演技だからこそ、演じたいように演じられる」というところです。

また、言い回しが良い意味で古く、わたしたち現代人からすると「変な先入観がない」上、「薬売り」というお客さんを相手にしている役のためどんなキャラでも演じることができます。

先入観というのは

「こういう言い回しをするってことは、クールなキャラだな」
「こういう態度を取るということは、傲慢なキャラなんだな」

といった刷り込みです。

外郎売りに関して言えば、「宣伝文句を喋っている人」だと思えば、熱血キャラでもクールキャラでもぶりっこでも何でも演じることができます。

すでに外郎売り以外の台本が渡されているなら

  • 自分が演じる予定の役
  • その他、出演キャラ

台本が渡されていないのなら

  • 明るいキャラ
  • 馬鹿なキャラ
  • 狂気を孕んだキャラ
  • 熱血キャラ
  • クールなキャラ

といった、色の違うキャラクターで演じてみるととても勉強になります。

どのキャラクターでもきちんと
腹式呼吸、喉の開き、声の響きといった基礎が意識できている上で、演じ分けられるようになれば、大分自分の声や発声法を掴んできている、ということになるでしょう。

この際、なるべく録音をし自分の声のフィードバックを行うことで、自分の得意な役柄や、まだ上手く出し切れていない声色といったことがわかるようになるのでおすすめです。

人を魅了するための練習に使う

外郎売りの良いところは、普通に話しても、大半の人が面白く感じられないところです。
それを周りが面白いと思うような芝居ができたら、芝居がかなり上手くなっているということになります。

外郎売りに動きを付けて、親兄弟や、友人の前で披露することを目標にして練習しましょう。

外郎売りは普通に読むと5分程度のお話しです。

この5分間、まずは相手を飽きさせないことが大切です。

人は、

  • 声のトーンの変化
  • 音の強弱
  • 動きのアクセント
  • 台本の面白さ

がない演技を見せられると、飽きます。
そして、この外郎売りに関して言えば、「台本の面白さ」はほとんどありません。

だからこそ自分の演技力が試されます。

  • どうやったら、この話が面白くなるか?
  • どういう話口調にしたら引き込まれるのか?
  • どうしたら自分に目を向けてもらえるか?

といったことを考え、芝居を作り上げます。

これは、オーディションにも通じてくることです。

オーディションは、同じような話、似たような課題で勝負することになります。
その中でどうやったら審査員を自分に惹きつけられるかが大切です。

それを今のうちに外郎売りを使って考えるのです。

外郎売りという難しい課題で、相手を惹きつけることができるようになれば、オーディションでも審査員の目を引く人になれます。

外郎売りという、養成所に入ってすぐに渡された外郎売りで、半年以上先の所属審査まで考えた練習や芝居ができれば、皆の一歩先を行っていると言っても過言ではないと思います。

すべては、声優になるためです。
どんなにつまらないと感じる台本でも、自分の演技をしっかりはめ込み、人を魅了できる演技を考えていきましょう!

演技練習は他にも、色んな方法で行うことができますので、よければ参考にしてください!
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